野菜を意識してたくさん食べているつもりだけれど、いつも同じ野菜ばかりになってしまう。栄養素が偏っている気がしていました。
ということで野菜ジュースを飲んでみたりもしたのですが、入っている糖分は普通の砂糖たっぷりの甘いジュースを飲んでいるのと変わりがないという意見もあったりします。
しかし、気になる野菜ジュースを2種類ほど見つけました。
伊藤園の「1日分の野菜」と、カゴメの「野菜一日これ一本」です。
伊藤園「1日分の野菜」。原材料のトップはにんじん。次いでトマト。少し薄いオレンジがかっています。
カゴメ「野菜一日これ一本」。原材料のトップはトマト。次いでにんじん。トマトジュースほどではないにせよ、伊藤園のよりはトマト寄りな感じです。
なぜこの2種類がいいのか
パッケージを見ると、1日に必要な栄養素等がこと細かに書いてあります。たくさんありすぎてややこしくなってしまうところですが、私が注目しているのは、カリウムと糖質です。
特に、カリウムが200ml(1本)あたり、700~800mgくらい入っているところです。
伊藤園「1日分の野菜」のカリウムは770mg、糖質14.8gです。
カゴメ「野菜一日これ一本」のカリウムは700mg、糖質13.7gです。
そして何といっても、おいしくて飲みやすいです!昔のドロッとしていて飲みにくかったトマトジュースとは大違いです。ゴクゴク飲めちゃいます。
カリウムの働き
糖質制限をしていると調味料の砂糖を控えめにするため、どうしても塩分が多い味付けになってしまうんですね。
糖分に加えて塩分まで控えめにしてしまうと、薄味すぎて料理がマズくなってしまう。
スイーツ代わりにチーズやナッツを食べていると、それはそれで塩分が気になる。
糖質制限のジレンマなんですね。
そこでカリウムの出番です。
カリウムは取り過ぎた塩分を体の外に排出する働きをします。
塩分の取り過ぎが気になったらカリウムを多く含むこれらのジュースを飲むといいですね。
塩分を体の外に排出する手助けをしてくれます。血圧を下げる効果もあるんですね。
カリウムを多く含んでいる食品としては、柿、バナナ等の果物です。しかし果物は食べ過ぎると糖質の取りすぎになってしまうことも。
だから糖質の量がどれくらい含まれているか明確な野菜ジュースで、カリウムを摂取するというのもありなのかなと。
※病気のある人は、カリウムの取り方に注意が必要です。
他の野菜ジュースとの比較
参考までに、カゴメの「野菜生活100」は、カリウムは340mg、糖質は14.8gです。
「野菜生活」は、カリウムは少ないですが、思ったより糖質は多くありませんでした。飲みやすさは一番なんじゃないでしょうか。
そして今日見つけた、これまたカゴメの「野菜ジュース糖質オフ 低カロリー」は、カリウム400mg、糖質3.3gです。
「野菜ジュース糖質オフ 低カロリー」のコンセプトが面白いですね。
糖質が極端に低い野菜ジュースです。これなら糖分をあまり気にせずに飲めそうですね。野菜ジュースの選択肢が多くなって、ますます飲む機会が増えそうです。
他にも、「農協 野菜Days 野菜100% トマトミックス 」(カリウム516mg、糖質11.3g)が気になっています。
ですが、やはりカリウムに注目すると、伊藤園「1日分の野菜」と、カゴメ「野菜一日これ一本」を、私はおすすめしたいです。